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何もしてないのに疲れるのはなぜ?人の目を気にしすぎる私が気づいたこと

最近、なんだかずっと疲れている。

仕事が特別忙しいわけでもない。

大きなミスをしたわけでもないし、誰かと喧嘩したわけでもない。

「今日めちゃくちゃ大変だった……」

という日でもないのに、家に帰ると妙にぐったりする。

お風呂に入って、ご飯を食べて、スマホを見ていたら、もう眠い。

最初は「最近体力ないな」くらいに思っていた。

でも、よく考えてみた。

もしかして私、人と関わっているだけでめちゃくちゃ疲れているのでは?

人といるだけで疲れる。しかも、誰も悪くない

私は、かなり人の目を気にする。

いわゆるコミュ障というやつだと思う。

ただ、「人と話したくない」とか「人間が嫌い」というわけではない。

むしろ、相手が嫌な態度を取ってくるわけでもない。

普通に優しい人でも、勝手に疲れてしまう。

なぜかというと、私の頭の中で勝手にいろんなことが始まるからだ。

「今の返事、変じゃなかったかな」

「感じ悪く見えなかったかな」

「今、変な顔してなかったかな」

「相手、私のことどう思ってるんだろう」

……とにかく考える。

相手は何も考えていないかもしれない。

それなのに、私は一人で勝手に反省会を開催している。

今日なんて「前髪」だけで疲れた

今日も、まさにそんなことがあった。

湿気がすごかった。

私はくせ毛なので、湿気にはめっぽう弱い。

朝はそれなりに整えたつもりだったのに、時間が経つと前髪が変な方向に曲がってきた。

鏡を見て、

「うわ、今日の前髪終わった……」

と思った。

ここまではいい。

問題はここから。

人と話していると、

「この人、私の前髪変だと思ってるかな」

と気になってくる。

さらに、

「もし後で他の人に『今日あの人、前髪変だったよね』とか言われたらどうしよう」

とまで考える。

いやいや。

たぶん、そんな話しない。

冷静に考えれば分かる。

人の前髪について、わざわざ後から話題にするほど興味を持っている人なんて、そうそういない。

それなのに私は、顔を見られるのが嫌になってくる。

なるべく目を合わせないようにする。

変に視線をそらす。

そして今度は、

「やばい、私いま挙動不審じゃなかった?」

「感じ悪いって思われたかも」

と心配になる。

……。

前髪ひとつで、どこまで話が広がるんだ。

自分でもちょっと笑ってしまう。

「気にしすぎ」は、頭の中だけで話が進んでいる

こういうことって、たぶん私だけじゃないと思う。

「相手にどう思われたか」が気になりすぎて、頭の中で勝手にストーリーを作ってしまう。

でも、そのストーリーには重要なことが抜けている。

相手の本当の気持ちは、私には分からない。

「前髪変だと思われた」

「嫌な感じだと思われた」

「変な人だと思われた」

全部、私の想像だ。

事実ではない。

ここに気づいてから、少しだけ考え方を変えられるようになった。

思ったより、人は自分のことを見ていない

人の目が気になるとき、私はこう考えるようにしている。

「思ったより、人は私のことを気にしていない」

これだけ聞くと、ちょっと寂しい言葉に聞こえるかもしれない。

でも、私はむしろ安心する。

だって、自分だってそうだから。

誰かの髪型が少し変だったとしても、

「あ、今日ちょっと違うな」

くらいで、その人のことを一日中考えたりはしない。

仕事をしていれば仕事のことを考えるし、帰れば自分の予定やご飯のことを考える。

みんな自分のことで結構忙しい。

だから、

「私の前髪について、今も気にしている人がいるかもしれない」

と考えるより、

「たぶんみんな、自分のことで精一杯だ」

くらいに思っておいた方が、現実に近い気がする。

「相手も同じ人間」と考える

もう一つ、最近意識していることがある。

それは、

「相手も同じ人間なんだ」

と考えること。

自分だけが緊張しているように感じるけど、相手だって人間だ。

相手にも、

「今日の髪型大丈夫かな」

とか、

「さっき変なこと言わなかったかな」

とか、

「嫌われたらどうしよう」

みたいな瞬間があるかもしれない。

そう考えると、相手が急に「怖い評価者」ではなくなる。

ただの一人の人間になる。

それだけで、少しだけ肩の力が抜ける。

好かれたいなら「自分」ではなく「相手」を見る

そして最近、もう一つ気づいたことがある。

私は人から好かれたい。

できれば「感じのいい人だな」と思ってもらいたい。

でも、

「どうしたら好かれるんだろう」

と考えれば考えるほど、自分のことで頭がいっぱいになる。

「変なこと言わないようにしよう」

「嫌われないようにしよう」

「ちゃんと話さなきゃ」

そうすると、相手の話が入ってこなくなる。

そこで最近は、少し方向を変えるようにしている。

「この人はどんな人なんだろう?」

と考える。

何が好きなんだろう。

どんなことを考えているんだろう。

この人はどういう話をすると楽しそうなんだろう。

「自分がどう見られているか」ではなく、「相手はどんな人なのか」に意識を向ける。

すると、不思議と自分のことを考える時間が減る。

そして、そっちの方が自然に会話できる。

疲れているのには、理由があった

最近、

「なんでこんなに疲れてるんだろう」

と思っていた。

でも、もしかしたら私は何もしていなかったわけじゃない。

人と会うたびに、

「今の大丈夫かな」

「変に思われてないかな」

「嫌な感じじゃなかったかな」

と、頭の中で小さな処理を何度もしていた。

それなら疲れて当然だ。

仕事そのものより、仕事中ずっと自分を監視していることの方が疲れる日だってある。

だから、これからは少しずつやめていきたい。

もちろん、明日から急に気にしなくなるわけではない。

たぶん明日も、

「今の言い方大丈夫だったかな」

って思う。

湿気がすごかったら、

「今日の前髪終わった」

とも思う。

でも、そのあとに一つだけ付け足してみる。

「……まあ、誰もそこまで私のこと見てないか。」

それでいい。

完璧にコミュ障を克服する必要はない。

人の目を一切気にしない人になる必要もない。

ただ、自分の頭の中で勝手に作った「相手の気持ち」を、事実だと思い込まないこと。

そして、自分がどう見られているかばかり気にするのではなく、少しだけ相手に興味を向けること。

それだけでも、毎日の疲れ方は少し変わるのかもしれない。

今日も私は、変な前髪を気にしながら一日を終えた。

でもたぶん、

私の前髪より、みんな自分の前髪の方が気になっている。

そういうことにして、今日は寝ようと思う。

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