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心因性頻尿はどう改善した?20代の私が実際にやってよかったこと

「またトイレに行きたくなったらどうしよう。」

授業中、テスト中、会議、講習会、電車やタクシーの中。

すぐにトイレへ行けない状況になると、急に尿意が気になる。

そんな経験はありませんか?

私も高校生の頃から、長い間この悩みがありました。

そして、今になって一番伝えたいことがあります。

周りの人は、自分が思っているほど自分のことを見ていません。

「そんなこと分かってるよ」と思うかもしれません。

私もそうでした。

頭では分かっている。

でも、いざ尿意を感じると、

「今トイレに行ったらどう思われるだろう」

「またトイレに行ってると思われないかな」

「途中で席を立つのは恥ずかしい」

と考えてしまう。

だから、「気にしなければいい」と言われても、それができない。

私もずっとそうでした。

この記事では、単に「気にしなければ大丈夫」と言うのではなく、私自身がどうやって少しずつ「トイレに行っても大丈夫」と思えるようになったのかを書いてみます。

※この記事はあくまで私自身の体験談です。頻尿にはさまざまな原因があります。痛みや血尿、発熱などがある場合や、症状が強く生活に支障がある場合は、医療機関への相談をおすすめします。

心因性頻尿を意識するようになったきっかけ

私の場合、きっかけとして今でも覚えている出来事があります。

高校1年生のとき、ライブに行きました。

ライブ前にモンスターエナジーを飲み、会場で同級生にも会いました。

ライブが始まると、だんだんトイレに行きたくなってきました。

でも、途中で席を立つのが嫌で、そのまま我慢することに。

最後の方になると我慢できなくなり、最後の曲のときにトイレへ向かいました。

そのとき、同級生に見られてしまい、後からいじられました。

それ以来、私は「トイレに行けない状況」そのものを強く意識するようになった気がします。

授業中に我慢したり、どうしても無理なときは先生に正直に伝えたり。

気休め程度にナプキンをつけていたこともありました。

特に大変だったのが、大学受験の時期です。

模試ではトイレのことが気になって、問題に集中できない。

共通テストでも同じような状態になり、思うように実力を出せなかったこともありました。

今振り返ると、私の場合は、「今トイレに行けなかったらどうしよう」という不安が、さらに尿意を意識させていたのだと思います。

「周りを気にしない」は、そんなに簡単じゃない

「周りの人は自分のことなんて見ていない」

そう言われても、すぐに気にしなくなるわけではありません。

私自身も、

「それは分かってる。でも、気になるんだよ」

と思っていました。

だから、「気にしないようにする」ことを目標にはしませんでした。

代わりに、「トイレに行っても大丈夫だった」という経験を少しずつ増やしていくことを意識するようになりました。

大学に入ってからは、自分のタイミングでトイレに行けることが増えました。

「行きたくなったら行く」

それを繰り返しているうちに、

「トイレに行っても、誰も何も気にしていない」

ということを、頭だけではなく経験として少しずつ感じられるようになりました。

私が実際にやってよかったこと

1.「行きたくなったら行けばいい」と思う

私にとって一番大きかったのは、これでした。

以前は、「できるだけ我慢しなきゃ」と思っていました。

でも今は、

「行きたくなったら行けばいい」

と思うようにしています。

会議や講習会など、途中で席を立ちづらい場面でも、必要なら申し出る。

「トイレに行きたい」と伝えることを、恥ずかしいことだと思わなくなっただけでも、かなり楽になりました。

2.事前に「トイレに行っても大丈夫」と確認しておく

会議や講習会などで不安があるときは、必要なら事前に近くの人へ、

「途中でトイレに行くかもしれません」

と伝えておきます。

実際に行くかどうかより、

「もし行きたくなっても大丈夫」

と思えることが大切でした。

逃げ道があると思えるだけで、安心感が全然違います。

3.尿意を感じたら、深呼吸して力を抜く

急な尿意が来ると、どうしても焦ります。

「どうしよう」と思うほど、体にも力が入ります。

そんなときは、ゆっくり深呼吸。

肩やお腹の力を抜いて、一度落ち着くようにしています。

私の場合は、それだけでも切迫したような感覚が少し落ち着くことがありました。

4.時間を何度も確認しない

講習会や会議などで尿意を感じると、

「あと何分?」

と時計を見たくなります。

でも、残り時間を何度も確認すると、かえって焦ってしまうことがあります。

そのため、できるだけ時計を何度も見ないようにしています。

大学に入って、自然と少しずつ変わっていった

大学に入ってからは、自分のタイミングでトイレに行けることが増えました。

すると、少しずつトイレのことが気にならなくなっていきました。

完全になくなったわけではありません。

テストでは尿意を感じることもありましたし、実習先へ向かう15分ほどのタクシーの中でトイレに行きたくなることもありました。

特に、同級生や後輩が一緒に乗っていると、

「途中でトイレに行きたいと言いづらい」

という気持ちがありました。

それでも、少しずつ、

「別にトイレに行ったっていい」

と思えるようになりました。

振り返ってみると、私の場合は「これをしたら治った」というより、安心できる経験が少しずつ増えたことで、自然と楽になっていったのだと思います。

社会人になった今でも、急な尿意はある

社会人になった今でも、講習会や会議などで急に尿意を感じることがあります。

だから、完全に気にならなくなったわけではありません。

それでも高校生の頃と違うのは、

「もし行きたくなったら、申し出ればいい」

と思えることです。

以前なら、それだけで大きな不安になっていました。

今は、深呼吸して少し落ち着いて、それでも必要ならトイレに行く。

それでいいと思っています。

「気にしない」ではなく、「気になっても大丈夫」にする

心因性頻尿について調べると、「不安にならないように」「気にしないように」と書かれていることがあります。

でも、悩んでいる側からすると、それが一番難しい。

だから私は、「気にしないこと」を目標にしなくてもいいと思っています。

尿意が気になってもいい。

不安になってもいい。

それでも、

「もしトイレに行きたくなったら、行けばいい」

と思えること。

その安心感を少しずつ増やしていく。

私の場合は、それが一番の改善につながりました。

最後に

高校1年生の頃から始まった私の「トイレに行けないことへの不安」は、大学受験の頃に一番つらくなりました。

でも、大学に入り、自分のタイミングでトイレに行ける環境になったことで、少しずつ変わっていきました。

今でも急に尿意を感じることはあります。

それでも昔ほど怖くありません。

周りの人は、自分が思っているほど自分のことを見ていない。

これは頭で理解するだけでは、なかなか実感できないことだと思います。

だからこそ、無理に「気にしないようにする」のではなく、「トイレに行っても問題なかった」という経験を少しずつ増やしていく。

私にとっては、それが一番大きな変化でした。

もし今、授業やテスト、会議、電車などで「トイレに行けなくなったらどうしよう」と悩んでいる人がいたら、私も同じことで悩んでいました。

そして、今でもたまに気になります。

それでも、少しずつ楽になることはありました。

「もし行きたくなったら、行けばいい。」

今の私を支えているのは、案外それだけです。

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